STOCKNOIZ

日常のノイズをストックする

Jazzの扉

最近流行りのポップスに少し飽き、マンネリ化した日常を変えたいと思っていると、なぜか無性にアップテンポのピアノ曲が聴きたくなった。

一概にピアノ曲と言ってもジャンルや曲調、テイストなど色々あり、カオス状態である。こうなると心の声を少しずつ辿るしかない。クラシック音楽は素晴らしいが、緊張感があって少し退屈に感じてしまい、自分の性には合わないようだ。その点ジャズは気軽に聴きやすく、リラックスできて好きなジャンルだ。

ジャズといえば「In The Mood」「TAKE FIVE」「moanin'」「Sing Sing Sing」「L-O-V-E」「クレオパトラの夢」「枯葉」「Fly Me To The Moon」「My Favorite Things」「What a Wonderful World」「A列車で行こう」など、一度は聴き覚えのある定番曲も良いのだが、ジャズを好きになったのはお気に入りのアニメ「カウボーイビバップ」のBGMに使われた菅野よう子さんプロデュースの架空バンド「シートベルツ」の影響で、その後にスタンダードジャズやピアノジャズを何度か聴いてみたが、いま一つ好みの曲調に辿り着けず、入り込めなかった。

それから長く経ち、最近のジャズがどうなっているのか気になって調べてみると、日本のジャズ インストバンドが凄いことになっていて、まさに追い求めていた曲調のオシャレでカッコいい世界があり、ついにその扉を開けた感じがした。

ただインストバンド紹介記事の日付を見ると2016年とあり、完全にその時の波に乗り遅れてしまっているのはショックだったが、今も精力的な活動をしていて、今後さらに楽しみなジャンルだ。

未だ聴き始めて浅いのだが、現時点で気に入ったアーティストを挙げておきたい。

◼️H ZETTRIO
◼️BohemianVoodoo
◼️fox capture plan
◼️toconoma
◼️Blu-Swing

 

とても素晴らしいジャンルに出会えて、さらに最新ジャズの可能性を追い求めたい一方で、「一体ジャズとはどんなジャンルなのか」これを機に調べてみた。

「ジャズは19世紀末から20世紀初頭にかけてアメリカ合衆国ルイジアナ州ニューオーリンズアフリカ系アメリカ人コミュニティで生まれた音楽ジャンルで、ブルースやラグタイムをルーツとしている
(中略)
ジャズの特徴は、スウィングするリズムや、裏の音符の多いシンコペーションのあるリズム」
※引用:ジャズ「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%BA

「農作業をしながら奴隷生活の辛い体験や愚痴など色々な思いを歌にして歌われてたと言われるブルースがジャズの原型となったと言われており、ブルースに特徴的な3度、5度、7度の音が半音下がるブルーノートと呼ばれる暗めの響きの音を使ってよく口ずさまれていたものが、後にロックやジャズへ発展していった」

〈サイト参考〉

 

ジャズの魅力はオリジナル曲だけでなく、曲をジャズテイストにアレンジして流行りのポップスや古い名曲をよみがえらせたり、まるで魔法のように即興演奏する奇跡的なところだ。
そして、ピアノ、サックス、トランペット、ベース、ドラムなどの楽器を使ってポップス、ロック、ボッサ、テクノなどと融合することで無限の可能性を秘めているので、まだまだアーティストや曲探しの旅は続きそうだ。

〈参考サイト〉
https://ticketjam.jp/magazine/music/genre-summary/3075#